福岡市には大手から中小まで沢山の不動産業者が目につきますが、イオンやセブンイレブンなどの物品販売業と違って、不動産業者はなぜ大手だけにならないの?なぜ中小の不動産業者が街で目につくの?
それは不動産の仕事がスケールメリットだけでない、中小にしかできない仕事が多くあるからです。
東京・大阪・名古屋・札幌・仙台、そして福岡市には誰もが知る大手不動産会社が支店を開いています。それら大手と中小の不動産会社の違いを理解していただき、売主様には有利に不動産の売却をしていただきたいと思います。
大手と中小で売却物件の情報発信力に差はあるのか
大手?フランチャイズ?
地元の中小不動産会社はいくつか思い当たると思いますが、一見、大手の不動産会社も以下のように2つにわかれます。
● ピタットハウス、アパマン、ハウスDo、エイブル、LIXIL、センチュリー21、ミニミニなどはフランチャイズに加盟の店舗ですから、それぞれのお店は独立した地元の中小の不動産業者です。
● 上記のフランチャイズブランドを除いて、よく耳にする不動産会社が大手の不動産業者と考えるとわかりやすいと思います。
不動産売買は情報が命
不動産の売却に際して、全国区の大手不動産会社と地元の不動産会社とで、肝心の情報力は?
不動産業者は会社の大小を問わず、売主から売却の依頼を受けると、不動産流通機構のデータベース(REINS)に物件情報を登録するよう法律で決められています。(一般媒介契約を除く)
これは健全で信頼性のある不動産市場の形成と、不動産業者を利用する一般消費者の利便性向上のために宅地建物取引業法で定められたものですが、REINSの内容を見る事ができるのは免許を受けた不動産業者のみとなります。
公益財団法人 東日本不動産流通機構 http://www.reins.or.jp/
公益社団法人 中部圏不動産流通機構 http://www.chubu-reins.or.jp/
公益社団法人 近畿圏不動産流通機構 http://www.kinkireins.or.jp/
公益社団法人 西日本不動産流通機構 http://www.nishinihon-reins.or.jp/
全ての不動産会社は、このREINSに登録された情報から物件を紹介しています。一般の方は、大手不動産業者のほうが、中小の不動産業者より多くの物件を紹介できるのではないかと勘違いされますが、実は不動産の物件情報の出所は同じです。
全国の全ての業者(12万社以上)がREINSから情報を得ています。繰り返しになりますが、不動産会社に売却依頼をすると、どの会社に依頼しても、日本のすべての不動産会社と物件情報を共有していることになります。
不動産会社は大手と中小で何が違うのか?
大手は全国で桁違いの資金を投入して、大量のチラシ広告を打ち、店舗立地も特別です。自社独自のホームページを運営し、集客します。
一方で、中小の不動産会社は自社だけで買主を見つけることは難しいので、むしろ積極的に情報を外向きに公開&発信する傾向にあります。
特に、経営者が自ら動く中小の不動産会社では、大手不動産会社のサラリーマンではできないような、積極的な営業活動を提供しているところがあります。お客様への対応力は、大手はチェーン展開で一定レベルを満足しますが、判で押したように一律な面もあります。
もちろん中小の対応レベルも様々かもしれません。親身に相談にのってくれる不動産会社から、全く動いてくれない会社もあるかもしれません。
結論
面倒でも何軒かの業者の店舗を訪ねて、査定を依頼してください。大手、中小に関わらず、担当者レベルで人を見極めます。
担当者が親身になって取り組むかどうかが売却の成否を左右しますから、感じよく迅速に取り組んでくれそうな人かどうかを見極める事がポイントです。
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