大手の仲介業者様はリモートワークで電話・メール対応をしていらっしゃいますが、物件を案内しての接客はしていないようです。それではなかなか成約に結び付きません。
政府は緊急事態宣言をひと月延長するという見通しですので、大手の仲介業者様は体裁を気にして動かないでいるようです。
一方で、小規模の仲介業者は気にせず活動しているところや、また当社のように4月後半から動き始めた業者が多いようです。
それでは売主様が”今”不動産を売りたいと思う時にどうすればよいのかというと、小規模不動産仲介業者に依頼するしかないと思います。
小規模不動産業者は売主様から物件をお預かりしたら直ちにレインズ(不動産流通機構)に出すしかないんです。レインズに物件情報を出したら、これまたその先にいる小規模不動産業者が「買主様を付けたいのです」「案内させてください」と元付け業者に言ってきます。
私たち元付け業者は自分で買主様を見つけられなければ、他の仲介業者が買主様を付けてもいいですよということで、囲い込みなどしませんから「是非よろしく、お客様を付けてください」となるわけです。
そうすると、決まるべきところでは取引はまとまるわけです。
実際、大手の不動産仲介業者さんに依頼している案件は動きが完全に止まっていると思います。
私たち小規模不動産仲介業者は、マスクして、アルコール消毒して、お客様とは距離を保ちながらご案内して、契約書の説明も事務所を風通しよくして距離を保ちながらおこないます。
同業者に売買の話を聞くと、動いているところでは動いています。
今の状況下で、すぐに売りたい、急いで売りたいのであれば信頼できる小規模不動産仲介業者に依頼するのが一番です。
この緊急事態が今後も続く見通しであることは次第に明らかになってきました。そうすると不動産流通はますます動かなくなります。大手になればなるほど動けなくなっているのは申し上げたとおりです。
6月7月8月まで緊急事態が続くとすれば、実際に大手仲介業者様の販売活動が再開され、物件が動き始めるのはお盆が過ぎて9月頃になると思われます。つまり大手仲介業者様に依頼されると、売却活動がものすごく遅れてしまう事が想像できます。
また大手仲介業者様では3か月も売り上げが無いわけですから、休業期間の売り上げを取り返すようにノルマが課せられますから、片手仲介(3%)で済ませた場合には会社から怒られるそうです。最低でも両手仲介(3% + 3%)でないとけしからんと檄が飛びます。
売主様から専任媒介契約で売物件を預かったら、囲い込んで、一つの物件から何度も儲けようと考えるでしょうから、買取専門業者さんにはめ込む流れが想像されます。
そうすると損をするのは売主様という事になります。
これからの時代、売主様にとって時間を味方につけるのは難しいと考えます。
ポストコロナの時代を想定すると相場が上昇に転じるというのは考えにくいので、時間が勝負です。
相続の段取りが出来ていない、遺品の整理が出来ていない、、、など躊躇していらっしゃるのであれば、すぐに着手されてください。今の時代でも売り方はあります。
何となく5年6年そのままになっている不動産などは、懸念要素をまるごと私たちに相談してください。解決方法をご提案いたします。
例えば15万円のコストをかければすぐに販売開始できる不動産を、何もしないで5年間放っておいて、600万円売値が下がってしまったというのでは時間もお金ももったいなくはないでしょうか。
繰り返します、小規模仲介業者では売買はすごしづつ動いています。まずはご相談ください。
Yes!不動産 代表 松田 貴志
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